2012年1月7日土曜日

歩く・なら「影の実力者、藤原不比等の邸宅があったとされる地へ」

歩く・なら影の実力者、藤原不比等の邸宅があったとされる地へ」を歩いた。奈良を歩く ゆきめぐり「世界遺産「平城宮跡」のすべてを知る」と同様に平城宮跡の主だった名所旧蹟を隈なく巡るが、さらに法華寺から海龍王寺まで足を伸ばす。ここまでくれば新大宮駅にゴールする方が早いのだが本コースは再度平城宮跡を抜けるまでほとんど同じ道を歩いてスタートと同じ近鉄大和西大寺駅へゴールする。同じ道を歩いても逆向きに歩くと全く違う表情を見せる風景を楽しむことができるじっくり型のコースだ。実際全ての施設をじっくり巡ると一日がかりとなりコース中盤に食事処はないので平城宮跡でお弁当をひろげることになる。寒くて強い北風を遮るものが少ない平城宮跡なので、やはり行楽シーズンに訪れるのがおすすめだ。


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コースのスタートとゴールは近鉄大和西大寺駅だが北口と南口を間違えるとなかなか駅の反対側に回るのが大変なので間違えた場合はコースを逆向きに歩く方がいいだろう。本コースはまず近鉄奈良線の南を歩き秋篠川を渡った所が奈良自転車道である。

奈良自転車道は近鉄奈良線を越えて平城宮跡を通るのだが、本コースはまず朱雀門を目指すため近鉄奈良線を越えずに少し南に下ってから平城宮跡に入る。朱雀門は勿論目立つのであるが平城京歴史館の遣唐使船も目を引く。外国使節団が見た平城京をバーチャルに見せる平城京VRシアターは体験の価値大である。

朱雀門を訪れた後は外国使節団同様に近鉄奈良腺を越えて平城宮跡の目玉である第一次大極殿まで北上する。第一次大極殿の前庭を横切り、遺構展示館宮内省まで東進した後、東院庭園を訪れるため南下する。東院庭園のすぐ北にある宇奈多理坐高御魂神社の鳥居の位置がマップとは違っていて参拝した後に振り返ると東院庭園が見事に眺望できるのには驚いた。

この後法華寺から海龍王寺を参詣し、第二次朝堂院第二次大極殿の東を北上する以外は同じ道を第一次大極殿まで戻り、そのまま平城宮跡資料館まで西進する。この後も基本的には真っ直ぐゴールの近鉄大和西大寺駅を目指し、ならファミリーの前の道を西進する。ここまでくれば空腹を満たすのに困ることはないだろう。