2012年5月12日土曜日

歩く・なら「『古事記』を編纂した天才的文官、太安万侶の墓へ」

歩く・なら『古事記』を編纂した天才的文官、太安万侶の墓へ」を歩いた。田原を訪れるのは3年連続だが新茶の季節に訪れるのは初めてだ。やはり新緑の淡い緑は目に鮮やかで素晴らしい。奈良を歩く ゆきめぐり「茶畑が広がる山里「田原」を訪ねる」とほぼ同じ名所旧跡を巡るが、本コースは水田が多いので稲穂の季節に山里風景を楽しみのがいいかもしれない。茶畑を楽しむなら奈良ウォーキングマップ其の弐 3.麗しの茶畑田原コースが一番のおすすめだ。


より大きな地図で 歩く・なら「『古事記』を編纂した天才的文官、太安万侶の墓へ」 を表示
Picasaウェブアルバム 地図の作成方法 軌跡の取得方法

コースのスタートは日笠バス停で、奈良を歩く ゆきめぐり「茶畑が広がる山里「田原」を訪ねる」喫茶軽食グリーンとんねるで案内していた赤い屋根がすぐ北に見えた。河瀬直美監督が第60回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した「殯の森」のロケ地で素晴らしい茶畑が目を潤してくれるので、コースを逆に辿りゴールした後バスの待ち時間の時間調整するのがおすすめだ。

最初の目的地の日笠フシンダ遺跡と次の光仁天皇陵(田原東陵)は、北浦定政顕彰碑のすぐ近くだ。振り返ると自生の藤の木が満開だった。そしてその次の目的地の史跡太安萬侶墓が本コースのハイライトだ。急坂を50m程登らなくてはならないが何度見ても素晴らしい。眼下には超絶風景の茶畑が広がる。冒頭にも記したが新茶の淡い緑が美しい。

この後バス道から一山隔てた水田の広がる県道183号日笠東金坊線を歩く。最後は険しい山道なのかと戦々恐々としていたらわずかな坂道の林道は50mしかなく拍子抜けしてしまった。しかし林道を抜けた先にはまた素晴らしい茶畑が広がっていた。視界が開けた瞬間に目に鮮やかな緑の風景が飛び込んでくるのに感激する。そこから最後の目的地の春日宮天皇陵(田原西陵)とゴールの田原御陵前バス停は目の前だ。