2012年10月13日土曜日

奈良県みどりをつなぐウォーキングマップ「矢田の森自然満喫コース」

奈良県みどりをつなぐウォーキングマップ矢田の森自然満喫コース」を歩いた。みどりをつなぐにふさわしいその名の通りの自然満喫コースである。矢田山遊びの森の歴史の道は、生駒の散歩道「松尾山コース」(矢田山遊びの森 矢田越えの道)大和郡山市観光モデルコース「自然豊かな矢田丘陵」で歩いたがいずれも帰り道であったのに対し本コースは矢田寺東明寺を表参道から参拝することができる。大和民俗公園に下る道も静謐な林道を抜けた後、絵に描いたような田舎道でリラックスすることこの上ない。

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コースのスタートとゴールは大和民俗公園花菖蒲園なので、ベストシーズンは5月だ。もちろん奈良県立民俗博物館はシーズンフリーだが大和民俗公園が広大で自然豊かなのには驚いた。この後中門にプロペラが飾られている飛行機の守り神として有名な矢田坐久志玉比古神社を参拝した後、バス通りの横山口へ出て大和郡山市総合公園を訪れる。見事にコスモスが揺れていた熊澤蕃山先生遺址を通り過ぎた後、矢田寺山門からの石階段は相当な難所だ。一日で四国霊場を巡れる矢田寺本堂を参拝した後、わかりにくいが少し戻って、聖天尊の西の小道から矢田山遊びの森の歴史の道となる。すぐ近畿自然歩道道標があるのだが、法面が崩壊していて迂回路へ回らされると結構登り降りすることになる。

この後一度に降りた後用水路沿いに登り、次の別れ道から二度目の難所で乗り入れ禁止の道標まで急坂は続く。東明寺も急坂の途中にあり、東明寺前から矢田山遊びの森案内板まで続く。県立矢田自然公園峠池を四分の三周して矢田山遊びの森案内板からしばらく行くと高低差が全くなく陽射しが届かないほど生い茂った林道を歩きすこぶるご機嫌だ。矢田山遊びの森道標の辺りは意識して体重を後ろにかけないと危ないほどの急坂だが、降り切った後は夢の様な素敵な田舎道が続き、邪馬台国想定地道標を左に折れ最後は大和民俗公園を歩く。