2012年11月16日金曜日

歩く・なら「緑豊かな大和高原 山田道安ゆかりの郷をたずねて」

歩く・なら緑豊かな大和高原 山田道安ゆかりの郷をたずねて」を歩いた。ちょうど奈良ウォーキングマップ其の参 8.棚田広がる 米谷コース奈良を歩く ゆきめぐり「大和の高原文化をのんびり歩こう いにしえの道コース」の間を名阪国道の北側を中心に歩く。高原を歩くのにふさわしい季節は夏だが、アップダウンが激しく体力的にきつくならない紅葉の季節を選んだ。しかし前半は布目川沿いにほぼ平坦で、後半に長い登り坂となるがアップダウンすることはほとんど無く一度登り切ってしまえは名阪国道まで下り一辺倒になり、ロングコースだが体力的にはそんなに厳しくない。紅葉だけでなくススキも至る所に群生しているし、柿が実り栗が落ちている秋真っ盛りを満喫できて大満足だ。

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コースのスタートとゴールは国道福住バス停であるが、名阪国道では同じバス停ながら行きと帰りで場所が大きくかけ離れる。オプションコースになっている七曲り道にある氷室神社は帰りに寄り道することにして歩を進めると、氷室の里案内図があり、スタートしてすぐ右手に見掛けたお地蔵さんは尻冷し地蔵という奇妙な名であることがわかる。日本動物霊園から周回コースに入ると、最初の目的地のクサ地蔵の手前に天理市道標があった。八阪神社にも、そこから県道に戻った所にも天理市道標があり充実している。

ここから「山田道安ゆかりの郷」観光のメインディッシュで、道安の菩提寺である蔵輪寺を参拝した後、大仏の頭部修復に功績を残し東大寺が建てた「道安遺跡」の碑を巡り、昭和10年に建てられた元山田小学校の山田公民館を訪れる。布目川沿いに進むのは春日神社で終わり、面影も何もない索道跡(ロープウェイ)からいよいよ登り坂となる。八重桜カントリークラブを突き抜けた後名阪国道近くまで南下した天理市道標でも行き先はいこいの村大和高原で変わらず、コース一番の難所で退屈な山道が続くが自然を満喫できる。

八重桜カントリークラブの正面玄関を過ぎて、一本松で名阪国道を南へ抜けるといこいの村大和高原改め大和高原ボスコヴィラがある。この後再度名阪国道を潜りナパラゴルフクラブに出ると見事な紅葉だ。さらに名阪国道を南に抜けた後天理市道標から最後の名阪国道を北へ抜ける道が最高でわざわざ遊歩道を作ったのではないかと思わせると、抜けた後の天理市道標には道安の郷ハイキングコースの表示があった。復元氷室を過ぎて天理市道標とお別れし周回コースの起点に戻る。余力があればオプションコースの七曲り道も踏破しようと考えていたが、予想通り氷室神社のみ参拝して国道福住バス停へゴールした。