2013年5月1日水曜日

奈良まほろばサイク∞リング 宇太水分ルート(吉野→宇陀)

奈良まほろばサイク∞リング 宇太水分ルート(吉野→宇陀)を歩いた。最長ルートの大和青垣ルート(柳生→吉野)の宇陀から吉野までをより東のルートでつなぐ。何かあった時にバスが乗れる安心感は大きいので、平日しかバスが運行しない(歩く・なら「奥吉野に散る太刀の血煙・明治維新の魁「天誅組」最後の日(終焉の地)」(武木~蟻通)を歩いたときは土日も運行していた)このコースをGWの中日に選んだ。スタートの宇陀に近づけばバス便も増えるので(勿論土日も運行される)コースを逆向きに辿り、前半は高見川から鷲家川沿いに上りご機嫌だったのが、終盤は青息吐息で全く楽しくなかった。どうやら私の足は20kmが限界のようだ。コースを二分するなら距離的にもまた地形的にも鷲家川から高見川を経て吉野川(和歌山県では紀の川に名を変える)に流れるか、佐倉川から宇賀志川、芳野川、宇陀川、名張川、木津川を経て淀川に流れるか水を分ける佐倉峠であるが、土日に歩くならなら距離的にはかなりアンバランスになるが菟田野バス停になる。本来ならコースタイトルになっている宇多水分神社をじっくり参拝したいのでここでコースを分けたい所だが、距離的にはコースを三分することになる。三分するなら歩く・なら「奥吉野に散る太刀の血煙・明治維新の魁「天誅組」最後の日(終焉の地)」(蟻通~鷲家)のゴールである鷲家バス停がいいし、実際三分するのが理想だ。

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コースのゴールは窪垣内バス停なのだが朝一番に八木駅行きがあるだけなので、樫尾バス停から生涯初体験の満開一本桐が見事に映える樫尾発電所を楽しみつつ実際すぐ近くの風光明媚な歩く・なら「白泡の玉と響く、美しき清流・宮滝へ」を思い出す吉野川沿に約1時間上る。歩きながら近鉄大和上市駅の始発のバスに乗れば朝一本のバスで折り返せると閃いた。本当はもっと早くスタートしたかったので始発のバスに乗りたかったのだが学園前駅に向かうバスがなかったので断念していたのである。後で調べると西川口バス停で折り返しできるようで、最後は猛烈に疲れただけに学園前駅まで歩いてでも窪垣内バス停までバスで向かい距離を稼ぐべきだったと後悔したが、バスを折り返すことを思い至らなかったのが残念無念だ。

コースゴールの窪垣内バス停をスタートして高見川沿いに上り御霊神社を過ぎると近畿自然歩道道標があった。厳島神社の後、鳥居田橋から近畿自然歩道は川向うに道をとるが本コースはそのまま進むと突然ならクル(T-3)東吉野↑左側通行ならクル(T-3)吉野↑左側通行があったのには、樫尾バス停から窪垣内バス停の吉野川沿いの道は大和青垣ルート(柳生→吉野)なのに全く無かっただけに非常に驚いた。しばらく行くとならクル(T-3)宇多水分ルート吉野14kmがあったが大和青垣ルート(柳生→吉野)ゴールの吉野までの距離を表していてまぎらわしい。ならクル(T-3)宇多水分ルート東吉野4kmの東吉野は東吉野村役場を指しているようなので、吉野町役場を起点にしているかもしれない。

高見川は水がエメラルドに染まり川底がごげ茶色なのが素晴らしい。再び近畿自然歩道と合流した後は特に川底が黒く、地名の中黒はここからきているのではと感じてしまう。中黒名所史蹟曹洞宗興禅寺薬師如来像の後、吉野村公衆トイレのある市呂橋近畿自然歩道とは袂を分かち、東吉野村中学校ならクル(T-3)宇多水分ルート東吉野2kmとなる。小栗栖名所史蹟曹洞宗東禅寺福寿院跡(十三重塔、五輪塔)からならクル(T-3)東吉野↑左側通行を過ぎれば、ならクル(T-3)宇多水分ルート吉野18kmとなり、ニホンオオカミの像を過ぎればすぐ東吉野村役場である。天誅組サミットと志士の慰霊大法要が目に留まるが天誅組観光は歩く・なら「奥吉野に散る太刀の血煙・明治維新の魁「天誅組」最後の日(終焉の地)」(蟻通~鷲家)はゆずるとして、ならクル(T-3)宇陀←通りに左折すると平日なら近鉄榛原駅行きのバスに乗れる千代橋バス停がある。

ここから高見川に合流する鷲家川沿いにようやく上りらしい上りとなり、コース逆向きはならクル(T-3)宇陀↑左側通行からコースのスタートまでならクル(T-3)宇多水分ルート宇陀16kmとなり、しばらく行くとコース正向きはならクル(T-3)宇多水分ルート東吉野2kmの表記となる。鷲家川は渓流の趣でこれまた素晴らしく、ならクル(T-3)宇陀↑左側通行ならクル(T-3)東吉野↑左側通行を過ぎれば天誅組観光最大の目玉の天誅組終焉之地だ。天誅組観光は紅葉の頃が最高だろうが、まだ山桜が満開なのが目を引いた。ここからすぐの鷲家バス停の近辺は八幡神社以外にも見所も多く、バス待ちにはちょうどいい。

ここで鷲家川とは別れならクル(T-3)宇多水分ルート宇陀14kmからならクル(T-3)宇陀←通りに国道166号に入るとすぐに天誅義士の墓がある。この後も渓流沿いに道は続くが少し離れていて目に入ることはほとんどなく、また水量が少ないため水音も全くせず道はいよいよ本格的な上り坂の試練が始まる。ならクル(T-3)宇多水分ルート東吉野4kmからならクル(T-3)宇陀↑左側通行を過ぎ広芝川峠橋を渡った後、ひだる地蔵を過ぎるとまもなく緑の峠「佐倉峠」ならクル(T-3)宇多水分ルート宇陀(榛原駅)12kmである。分水嶺で宇陀市と東吉野村との境界にもなっていてならクル(T-3)宇陀(榛原駅)↑のすぐ先に佐倉峠バス停もあり、距離的にもコースを二分するのにベストとなる。

ここから菟田野田園風景を楽しんで下るとまた山桜が満開だ。佐倉川に道は沿っているがこちらも水面を目にすることも水音を耳にすることもほとんどなくならクル(T-3)宇多水分ルート東吉野6kmから正光寺を過ぎるとならクル(T-3)宇多水分ルート宇陀(榛原駅)10kmとなった。ならクル(T-3)東吉野↑左側通行ならクル(T-3)宇陀(榛原駅)↑左側通行辺りから足が悲鳴を上げ始め宇賀志川沿いに進むが道程が進まない。ようやく辿り着いた土日にも勿論運行して1時間に一本はある菟田野バス停で今回は歩を止めるべきだった。GWで時間があるので日暮れまでに到着すればいいと考えたのが後の祭りだ。

この後芳野川新松井橋を渡り芳野川沿いに道は進むが、ならクル(T-3)宇多水分ルート宇陀(榛原駅)8km辺りから思考回路が停止した。芳野川高橋は桜並木が素晴らしいしここから先はほとんど桜並木は途切れることがないはずだ。コースタイトルは宇多水分神社だったのかと感じて芳野川水分橋を渡るとならクル(T-10)飛鳥↑(T-3)宇陀(榛原駅)→300mとなった。ならクル(T-10)飛鳥↑(T-3)宇陀(榛原駅)→とならクル(T-10)飛鳥→(T-3)東吉野←の岩崎東口交差点は大化の改新ルート(飛鳥→宇陀)のゴールだ。ここで歩みを止め、次回宇多水分神社をじっくりお参りすることから始める冷静な判断をしようもなく、ただ単純に意地になって切りの良いコースのスタート地点へ猛進するのだった。

ならクル(T-10)飛鳥→(T-3)東吉野←100mならクル(T-3)宇陀(榛原駅)↑からならクル(T-3)宇多水分ルート宇陀(榛原駅)6kmまではまだよかったが、ならクル(T-3)東吉野↑左側通行からならクル(T-3)宇多水分ルート東吉野12kmを過ぎてならクル(T-3)東吉野↑左側通行ならクル(T-3)宇陀(榛原駅)↑左側通行からならクル(T-3)宇多水分ルート宇陀(榛原駅)4km用水路が時折顔をのぞかせるぐらいでとてつもなく長い。八咫烏神社から芳野川沿いに歩き伊那佐悠久の里時の流れ芳野川もあるが全く気分は晴れず、ただ単に苦しくならクル(T-3)宇多水分ルート宇陀(榛原駅)2kmも気の遠くなるほど遠かった。

ならクル(T-3)宇陀(榛原駅)↑左側通行からならクル(T-3)宇多水分ルート東吉野16kmを過ぎて鯉のぼりが大勢泳ぐ榛原フレンドパークまで来るとようやくコーススタートのサンクシティを視界に捉え、ならクル(T-1)柳生→(T-1)吉野←200mからならクル(T-1)吉野←(T-1)柳生→へゴールした。樫尾バス停からコースゴールの窪垣内バス停までの行程も軌跡を記録し写真も撮影したのだがら、コーススタートのサンクシティから近鉄榛原駅まで約600mも道のりがありしかも大和青垣ルート(柳生→吉野)なのだから近鉄榛原駅まで記録を継続すべきだったのに、何も考えずに疲れているのを理由に止めてしまった。やはり宇太水分ルート(宇陀→吉野)だけを記録すべく窪垣内バス停までバスで行かなかったのが敗因のようだ。