2011年9月23日金曜日

歩く・なら「初期王朝を偲ぶ 巨大古墳の道へ」

歩く・なら初期王朝を偲ぶ 巨大古墳の道へ」を歩いた。先週歩いた歩く・なら「古墳に彩られた、「初期ヤマト政権」誕生の地へ」にも書いたが、歩く・なら「古墳に彩られた、「初期ヤマト政権」誕生の地へ」を逆向きに辿れば、歩く・なら「大和国原を見はるかす 神話の道へ」と合わせて、ほぼ歩く・なら「山の辺の道(天理~桜井)」歩いたことになる。奈良県内のウォーキングコースとして最高峰の山の辺の道を楽しむのだが、コース名に冠せられている古墳を楽しむには、半分山の辺の道からはずれるがコースのスタートとゴールが同じ歩く・なら「山の辺の道 天理・桜井 街道がつなぐ古墳と国宝」(天理コース)の方が充実している。


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コースのスタートはJR柳本駅で、真っ直ぐ行燈山古墳(崇神天皇陵)を目指すのではなく、天理市立黒塚古墳展示館を南下して、伊射奈岐神社を参拝する。行燈山古墳(崇神天皇陵)は舗装道路の公道ではなく一段高い環濠沿いの小径を歩いた方がはるかに視界がいい。この後いよいよ山の辺の道に入り、すぐに天理市トレイルセンターがある。大和雅宮神社の手前では曼珠紗華が目を楽しませてくれ、大和神社御旅所坐神社には日本最古の看板が建てられていた。

マップの「道標ありP2」の位置が間違っていて戸惑ったが、手白香皇女衾田陵へは、五社神社から一度山の辺の道をはずれる。波多子塚古墳の手前から夜都伎神社までは山の辺でなく完全に平野の道が続き、途中新しい休憩所ができていた。天理観光農園峠の茶屋からは完全に山の中の道であり、コース後半に急坂が続くのは体力的につらいのだが、永久寺跡辺りは新しく黄土色に舗装されていてこちらも整備が進んでいる。石上神宮で山道は終わり、そこには山の辺の道案内図があった。この後奈良県随一の長さを誇るアーケード街の天理本通を抜けてJR・近鉄天理駅へゴールする。